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生成AI×自治体の活用事例との導入実態は?課題・対応策まで徹底解説

生成AI 自治体 公開日:

少子高齢化による職員の人材不足が深刻化するなか、自治体では限られた人員で行政サービスの質を維持・向上する必要があります。このような課題の解決策として、自治体では「生成AIの活用」が注目されています。しかし、「どの業務で活用できるのか」「セキュリティやコスト面は問題ないのか」といった点で導入に悩む自治体も少なくありません。

この記事では、生成AIの自治体の導入状況や課題、対応策のほか、自治体の生成AI導入事例を解説します。

30秒で読める本記事の要点

  1. 1 自治体の生成AI導入状況
    自治体での生成AI導入は都道府県・指定都市で87〜90%である一方、市区町村では30%にとどまっている状況です。
  2. 2 自治体ならではの活用事例
    自治体では、あいさつ文書の作成や議事録の要約など文書作成業務のほか、ローコードの作成や住民の問合せ対応、ポスターやチラシの画像生成などに生成AIを活用しています。
  3. 3 自治体におすすめの生成AIプラットフォーム
    生成AIを自治体に導入するなら、LGWANで、RAG機能や40種類以上のプロンプトテンプレートを標準搭載した『QT-GenAI』がおすすめです。気になる方は。
<監修者の紹介>
佐伯 和広

株式会社QTnet AI事業部 AIスペシャリスト、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)協議員、ふくおか電子自治体共同運営協議会 DXプロデューサー(生成AI)

佐伯 和広

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自治体の生成AI導入の現状と地域差

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、2024年12月31日時点で生成AIの導入済み自治体は、都道府県87、指定都市90に達しています。

一方で、その他の市区町村前年度より20ポイント増えたものの、生成AIの導入済みなのは30にとどまっており、自治体規模による導入格差が顕著となっています。

■自治体における生成AIの実証実験・導入状況

自治体における生成AIの実証実験・導入状況

出典:総務省「自治体における生成AIの実証実験・導入状況」(2025年6月30日版)をもとに作成

自治体規模による導入格差の背景には、都道府県や指定都市はその他の市区町村よりも予算規模が大きく、DX推進の専門部署や人材が整備されやすいことが考えられます。

生成AIについては、下記の記事を参考にしてください。

生成AI導入が加速している背景

自治体で生成AI導入が進む背景には、国内の「人口減少」「税収減少とインフラ維持管理費の増加」「ベテラン職員や専門職員の減少」といった課題があります

こうした状況を受け、2018年7月に発表された総務省「自治体戦略2040構想研究会 第二次報告」でも、AIなどによる業務の自動化・省力化の必要性が提言されました。

また、近年は首長主導ではなく、現場の業務課題を起点とした生成AI導入も増えています。総務省「自治体におけるAI・RPA活用促進」(2025年6月30日版)でも、自治体のAI導入の動機として「担当課からの要望」が最も多い結果となりました。

■地方自治体のAIの導入動機

地方自治体のAIの導入動機

出典:総務省「自治体におけるAI・RPA活用促進」(2025年6月30日版)をもとに作成

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自治体での生成AI活用事例や導入効果

自治体での生成AI活用事例や導入効果

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体における生成AIの活用は、下記のように文書作成業務を中心に広がっています。

■自治体において導入している(実証実験も含む)生成AIの具体的な活用事例

自治体において導入している(実証実験も含む)生成AIの具体的な活用事例

出典:総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)をもとに作成

あいさつ文案やメール文案、SNSへの投稿文案の作成

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体で生成AIの活用件数が最も多いのは「あいさつ文案の作成」(875件)です。また「メール文案の作成」(635件)や、「SNSへの投稿文案の作成」(374件)などにも使われており、日常的なコミュニケーション文書の作成業務で活用が広がっていることがわかります。

あいさつ文やメール文など定型パターンの多い文書は、生成AIに目的や対象者を入力すれば、職員の経験や文章力に依存せず一定品質の文面ができるメリットがあります。

議事録の要約

議事録の要約に生成AIを活用している自治体も増えており、総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると活用件数は755件と2番目に多い結果となりました。

会議や打ち合わせが多い自治体業務において、議事録作成の負担は大きく、効率化のニーズが高い業務といえるでしょう。

生成AIを活用すれば会議の録音データやメモをもとに、発言の整理や要点の抽出を自動化でき、議事録作成にかかる時間を大幅に短縮できます。実際に、ある自治体(人口4.7万人)では、会議録作成時間を約2,800時間から1,400時間へと50削減できる見込みと報告されています

企画書案、計画案の作成

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体における生成AIの活用で3番目に多いのが「企画書案の作成」(638件)です。また、「計画案の作成」も385件の回答があり、書類草案の作成にも生成AI活用が広がっていることがわかります。

例えば、生成AIで企画書や計画案のたたき台を作成し、職員が内容を確認・修正すれば作業の短縮が可能です。

実際に、ある自治体(人口1.8万人)では、企画書・計画書案の文章作成において1件あたり1.5時間(約30)の時間が削減された事例も報告されています

議会の想定問答の文案、記者発表資料案の作成

議会や記者発表に関する文書作成も、生成AIの活用が進んでいます。総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体における生成AIの活用で「議会の想定問答の文案作成」(602件)が5番目に多く、「記者発表資料案の作成」(268件)も13番目に多い結果でした。

議会答弁や記者発表資料は、正確性とわかりやすさが求められます。生成AI想定問答のたたき台を複数パターン生成したり、文章の言い回しをわかりやすく整えたりすれば効率的資料作成が可能です

実際に、ある自治体(人口5.7万人)では、議会の想定問答の文案の作成において下記のような効果が報告されています。

議会の答弁書案を生成AIで修正する効果>

  • わかりにくい文章について、意図を変えずに新たな文章を作成してもらうことで、修正作業が容易にできた
  • 想定問答の案を複数提案させた
  • 5時間の削減×年間質問50件=250時間

ローコードの作成(マクロ、VBA等)

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると「ローコードの作成(マクロ、VBA等)」に生成AIを活用している自治体は541件で、6番目に多い結果です。

生成AIを使えばこれまで属人化しがちだったIT業務の改善を誰でもできるようになり、プログラミングの専門知識がない職員でもExcelマクロやVBAコードを作成して定例業務の自動化ツール作成が容易になります。

ある自治体(人口9.4万人)では、コード生成による業務時間短縮の実績として775.35時間の削減が報告されています

住民等からの質問に対する回答案の作成、翻訳

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)では「住民等からの質問に対する回答案の作成」でも455件の自治体が生成AIを活用しており、7番目に多い活用方法です。また、「翻訳」も434件と比較的多く活用されています。

役所での手続き方法必要書類窓口案内などで、複雑な問合せがあっても、生成AIを活用すればスムーズに対応できます

さらに、多言語対応が求められる場面においても、生成AIで翻訳すれば、外国人住民への案内文書や窓口対応の精度を高めることが可能です。

マニュアル案、仕様書案の作成

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体では「マニュアル案の作成」(365件)や「仕様書案の作成」(314件)でも生成AIが広く使われていることがわかります。

マニュアルや仕様書は、業務手順や要件を整理しながら文章化する必要があり、作成や更新に手間がかかる業務です。生成AIを活用すれば、既存資料や要件をもとにたたき台を短時間で作成できるため、文書化の負担を大きく軽減できます。

また、作成したマニュアルや規程などをRAG(検索拡張生成)の参照データとして活用すれば、ハルシネーションを抑えつつ、問合せ対応や業務判断にかかる時間短縮することが可能です

生成AIのRAGについては、下記の記事を参考にしてください。

生成AIのRAG(検索拡張生成)とは?仕組みや必要性、活用事例を解説

ポスター・チラシ等の画像生成

自治体における生成AIの活用は、文章だけでなく、ポスターやチラシといった画像生成にも広がっています。総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)では、上位ではないものの「ポスター・チラシ等の画像生成」に生成AIを活用する自治体は121件でした。

従来は外部委託に頼っていた画像制作も、生成AIにイベント内容やターゲット層などを入力するだけで、短時間で画像作成が可能です。内製化によるコスト削減とスピーディーな情報発信の両立ができます。

ある自治体(人口10.4万人)では、チラシ等の作成業務の作成の作業において、年間4万8,333時間を削減(97減)した事例が報告されており、導入効果が大きい活用方法といえるでしょう。

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自治体の生成AI導入の課題と対応策

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体の生成AI導入における課題は、下記のように「取り組むための人材がいない又は不足している」「AI生成物の正確性への懸念がある」「導入効果が不明」といった点が挙げられています。

■自治体の生成AI導入における課題

自治体の生成AI導入における課題

出典:総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)をもとに作成

導入するための人材不足

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体の生成AI導入における課題として最も多かったのが「取り組むための人材がいない又は不足している」(549件)です。

生成AI活用を推進できる専任担当者や、プロンプト設計・データ整備を担えるITリテラシーの高い職員が不足していると考えられます。

対応策としては、先行自治体の活用事例やプロンプトテンプレートを参考にしながら横展開を進めたり、職員向けの研修・教育体制を整備したりすることが有効です。

また、テンプレート機能や伴走支援を提供する外部サービスを活用すれば、IT専任担当者がいない自治体でも導入・定着を進めやすくなります

例えば、九電グループ「QTnet」が提供する「QT-GenAI」では、40種類以上のモード(プロンプトテンプレート)も標準装備されているほか、ハンズオン研修やガイドライン作成支援などサポート体制も充実しています。

■QT-GenAIはガイドライン作成「支援」やハンズオン研修もサポート

QT-GenAIはガイドライン作成「支援」やハンズオン研修もサポート

生成AIのプロンプトについては、下記の記事を参考にしてください。

生成AIのプロンプトとは?ChatGPT、GeminiなどAIモデル毎の例文や活用例を紹介

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正確性への懸念

生成AIは事実と異なる情報をもっともらしく出力するハルシネーションを起こすこともあります。そのため、総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)では、自治体における生成AI導入の課題として「AI生成物の正確性への懸念がある」が2番目に多くなっています。

生成AIの正確性を高めるには、条例や規程、業務マニュアル、議会会議録などの庁内データをもとに回答を生成するRAG機能を導入する対応策有効です。根拠となる情報にもとづいた回答を生成させれば、ハルシネーションのリスクを抑えながら安全に活用できます。

なお、九電グループ「QTnet」が提供する「QT-GenAI」には、生成AIが関連性の高い規程やマニュアルを候補として提示し、ユーザーが質問意図に近い情報源を選択できる「リサーチエージェント機能」が搭載されています。

リサーチエージェント機能には、福岡県と共同研究した、RAGに独自改良を加えた新手法「ユーザー誘導型グラウンディング」が活用されており、回答精度向上やハルシネーションの低減を実現しています。

「ユーザー誘導型グラウンディング」については、下記の記事を参考にしてください。

生成AIのプロンプトとは?ChatGPT、GeminiなどAIモデル毎の例文や活用例を紹介

コストや導入効果の問題

総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)によると、自治体の生成AIの導入課題として「導入効果が不明」(471件)、「取り組むためのコストが高額であり、予算確保するのが難しい」(436件)、「どのような業務や分野で活用できるかが不明」(413件)と、費用対効果への懸念が多く挙げられています。

自治体では、「どれだけ業務が効率化されるのか」「どの程度コスト削減に繋がるのか」といった効果の提示が求められるケースも多くあります。そのため、無償トライアルから小規模に導入し削減時間職員満足度を測定・可視化するといいでしょう

同調査でも、生成AIの導入コスト・ランニングコストともに「0円」と回答した自治体が最も多くなっています。

九電グループ「QTnet」が提供する「QT-GenAI」では、業務削減ダッシュボードやコスト管理・上限設定など導入効果も簡単に可視化できます。まずは、無償で試せるトライアルプランをご検討ください。

■QT-GenAIの活用による業務削減時間の自動算出イメージ

QT-GenAIの活用による業務削減時間の自動算出イメージ

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機密情報流出や個人情報流出のリスク

自治体の生成AI導入においては、機密情報や個人情報の取り扱いも大きな課題です。総務省「自治体における生成AI導入状況」(2025年6月30日版)でも、自治体における生成AI導入の課題として「要機密情報流出の懸念がある」(365件)、「情報の収集・活用等に関する個人情報保護等の制約」(216件)も多く挙げられています。

自治体では、住民の個人情報や機密性の高い文書を扱うため、入力データ漏洩したり、生成AIの学習に利用されたりしないか慎重に確認する必要があります

また、行政専用ネットワーク(LGWAN)の対応や部署ごとのアクセス権限など、自治体特有の要件を満たした環境を整備すれば、生成AIを安全に活用することが可能です。

自治体の生成AI導入事例

ここからは、総務省「自治体AI活用・導入ガイドブック<導入手順編>」(2025年12月[第4版])に掲載された先行団体の生成AI導入事例から、業務効率化につながった代表的な取り組みをご紹介します。

窓口AI案内の導入【岩手県一関市】

岩手県一関市では、職員の電話対応負担を軽減するために、市のWebサイトに生成AIを活用したチャットボットを設置しています。2025年3月には電話応対に生成AIを活用するために、庁舎内でAI案内窓口を導入し、実用性を検証しています。

AI案内窓口では、来庁者がマイクに向かって質問すると、市のWebサイトや既存のガイドブック情報をもとに、音声と案内図で自動案内する仕組みです

さらに、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類をカメラで読み取ると、申請窓口に提出する申請書などの書類に氏名や住所が自動で入力されたものを印刷でき、窓口手続きの効率化にも繋がっています。

この取り組みにより、生成AIを活用した音声対応の実用性を確認でき、今後も電話対応の自動化を進める方針です。

福祉相談システムと窓口案内のチャットボットの導入【千葉県他】

千葉県では県内8市と共同で「福祉相談業務システム」を導入し、千葉県単独でも「生成AIを活用した福祉案内のチャットボット」を導入しています。

福祉相談業務システムでは、相談時の音声をリアルタイムで文章相談内容に即し相談員ガイダンス表示などが可能です。要約などもできるため、相談記録表の作成などの負担軽減に繋がっています。

福祉相談業務システムは県および県内8県で2024年10月から稼働が開始され、実際に相談支援員50名が2週間で対応した193件の相談において、1件あたりの記録作成時間が平均22.1%減少できたという成果が報告されています。

また、千葉県内では2025年2月からは生成AIチャットボットによ福祉分野に関する窓口案内相談導入しており、本格運用開始から約1ヵ月で約750件の利用がありました。利用後のアンケートでは、満足度(5段階中3以上)が約90%に達し、約70%の利用者が適切な窓口に案内されたと回答しています。

県が主体となり生成AIを活用したシステムを共同調達することで、市の負担を軽減した好例となっています。

閉域クラウド上の全庁生成AI活用【大阪府大阪市】

大阪府大阪市では、ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)登録サービスである「Microsoft Azure」を庁内ネットワークと閉域接続し、安全性を担保した環境で、市独自の生成AI活用基盤を構築しています。

2024年1月から生成AIの試行利用を開始し、同年4月からは条件付きで生成AIに個人情報の入力も可能とした本格運用を開始しています。これにより、少数の個人情報を含む議事録の要約や、市民との相談記録の作成などにも生成AIの活用が広がりました

本格導入後の2024年7月に実施されたアンケートでは、生成AIを利用した職員の約80%が業務効率化を実感していると回答しています。

このように、適切なセキュリティ環境を整備することで、これまで活用が難しかった業務にも生成AIを適用でき、自治体業務全体の効率化に繋がります。

QTnetが提供する生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」の導入事例【福岡県北九州市】

QTnetが提供する生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」の導入事例【福岡県北九州市】

ここからは、QTnetが提供する生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」を全庁で展開している福岡県北九州市の事例をご紹介します。北九州市は2025年7月に「AI活用推進都市」宣言を行い、「AI活用ナンバーワン都市・北九州」の実現に向けて全庁的なAI活用を進めています。

導入前には研修会を実施

全国の自治体に先駆けて積極的なAI施策を推進する北九州市では、2025年7月半ばから「」を導入。「LGWAN環境下でのセキュリティ」「管理機能などの運用性」「保守対応力」に加え、QT-GenAIならではの「RAG用のデータ保存容量が無制限」などが評価され、7500ライセンスで始動しました。

導入にあたっては研修会を実施し、20~50代の幅広い職員約120人が参加。「画面がシンプルで使いやすく、初心者でも扱いやすい」といった声もあり、現場からの評価も得られています

■QT-GenAIは誰でも直感的に使えるUIを搭載

QT-GenAIは誰でも直感的に使えるUIを搭載

具体的な活用例

北九州市では、2025年度下半期に小倉北区役所で「QT-GenAI」を使った「生活保護の相談関連資料等の検索支援」を実施しています。この分野は法改正が多く、参照すべき資料も多岐にわたるため、相談対応には高い経験値を要します。

しかし、QT-GenAIのチャットに問いかければ、膨大な法令や資料から必要な情報をスピーディーに選択・提示でき、経験の浅い職員でも的確な回答が可能になりました

QT-GenAI」導入後の半年間で、職員のAI利用回数は3〜4倍以上に増加し、利用率は10%から35%に向上(2026年2月現在)。2027年度までに職員利用率90%達成を目標に掲げ、定型業務のAI化から市民サービス向上へと、活用の幅をさらに広げていく予定です。

■「QT-GenAI」の特長

「QT-GenAI」の特長

九州の自治体に生成AIを導入するなら「QT-GenAI」がおすすめ

九州の自治体に生成AIを導入するなら「QT-GenAI」がおすすめ

自治体での生成AI活用は広がりをみせていますが、「正確性の担保」「個人情報・機密情報の取り扱い」「人材不足」など解決すべき課題は多岐にわたるのが現状です。

こうした課題を踏まえ、自治体でも安心して活用できる環境を整えたい場合に有効なのが、法人向け生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」です。

■機能一覧

機能一覧

セキュリティ環境の充実

QT-GenAI」はLGWAN・アクセス制限・フィルタリングなどのセキュリティ要件を満たした環境を備えており、自治体の機密データを安全に管理できます。

入力データが生成AIの学習に利用されない設計となっているため、住民の個人情報や行政の機密文書を扱う自治体でも導入可能です。

GeminiGPTClaudeなど複数のLLMを業務目的に応じて選択できるため、各業務で最適なモデルを使い分けながら生成AI活用の効果を最大化できます

■QT-GenAIによるLLMのフィルタリングイメージ

QT-GenAIによるLLMのフィルタリングイメージ

庁内データを活かすRAG機能

条例・規程・業務マニュアル・議会会議録などを「QT-GenAI」に登録すれば、庁内固有の情報にもとづいた高精度な回答生成・文書作成が可能です。汎用LLMだけでは対応できない業務もカバーでき、ハルシネーションへの懸念も低減できます。

また、導入後の定着を支援する40種以上のモード(プロンプトテンプレート)や研修サポートも充実しており、IT専任担当者がいない自治体でも円滑に運用を開始できます

まずは下記からの資料ダウンロード、または「お問合せ」から、QT-GenAIの詳細をご確認ください。

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監修者の紹介

佐伯 和広

株式会社QTnet AI事業部 AIスペシャリスト、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)協議員、ふくおか電子自治体共同運営協議会 DXプロデューサー(生成AI)

佐伯 和広

2007年QTnet入社。技術部門を経て、20年から新規事業部⾨に所属し、無人店舗の実証やeスポーツ施設の新設などのプロジェクトを担当。23年からAI事業のリーダーとして法人向けマルチ生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」のリリースなどAIを活用した新規事業の創出に従事。社外でもAI人材の育成に積極的に取り組むほか、Google主催のイベント登壇や商工会議所でのセミナー講師など生成AIの普及・教育に注力している。

よくある質問

Q自治体の生成AI導入状況は?
A

総務省「」によると、2024年12月31日時点で生成AIの導入済みの自治体は、都道府県で87%、指定都市で90%に達しています。

一方で、その他の市区町村では、生成AIの導入済みは30%にとどまっており、自治体規模による導入格差が顕著となっています。

Q自治体の生成AIの活用例は?
A

自治体での主な生成AI活用例は、「あいさつ文書やメール文案、SNSへの投稿文案の作成」「議事録の要約」「企画書案、計画案の作成」「議会の想定問答の文案、記者発表資料案の作成」などです。

Q自治体における生成AI導入の課題は?
A

自治体における生成AI導入の課題は「導入するための人材不足」「正確性への懸念」「コストや導入効果の問題」「機密情報流出や個人情報流出のリスク」などがあります。